長寿の色はどこにある?島根と埼玉、心の色彩環境を読み解く

「カラーボトルを手にした高齢者が、色とりどりの布と花に囲まれて穏やかに対話する風景。色彩心理と心のケアを象徴する、温かく調和のとれた空間。

数字の裏にある“暮らしの質”を見つめて

2025年、厚生労働省が発表した統計によると、100歳以上の方の人数はついに約10万人に迫る勢い。
(※厚生労働省発表の統計はこちら|読売新聞)。
この数字は、医療や食事だけでなく、心のあり方や生活環境が大きく影響していることを示唆しています。

中でも注目すべきは、地域による差。 自然に囲まれた島根県が13年連続で最多を記録する一方、都市化が進む埼玉県は36年連続で最少。 この違いの背景には、色彩環境と心のケアのあり方が関係しているのではないでしょうか。

目次

島根県、海岸線を走る山陰本線

島根では、海や山、湖などに囲まれた生活が日常。 そこには、青・緑・茶などの穏やかな色彩が溶け込んでいます。 色彩心理では、青は「安心」、緑は「調和」、茶は「安定」を象徴し、心の静けさや回復力を育てる色とされています。

こうした環境は、視覚的なストレスが少なく、心の安定を保ちやすい暮らしにつながっていると考えられます。

都市の色がもたらす刺激と緊張

一方、埼玉の都市部では、グレーや赤、ネオン系の人工色が多く、視覚的な刺激が強い空間が広がっています。 色彩心理的には、こうした色は「緊張」「興奮」「防衛」を引き起こしやすく、心の疲労や不安感を高める要因にもなり得ます。

また、情報量や騒音も多く、“静けさの色”が不足しがち。 自然との距離があることで、心の回復や内省の時間が取りづらくなっている可能性があります。

高齢者施設で行われる色彩セラピーの様子。色とりどりの布やカラーボトルを囲みながら、穏やかな表情で対話する高齢者たち。明るい白色光が差し込む空間で、言葉よりも色で気持ちを伝え合う、心の負担が軽くなる場面。

色は“感情の通訳”になる:色は、ただの視覚情報ではなく、心の状態を映し出す鏡でもあります。 青は「静けさ」、緑は「癒し」、黄色は「希望」、赤は「情熱」など、色にはそれぞれ感情を支える力があります。

高齢期に必要なのは、安心・受容・穏やかさ。 そのためには、刺激の少ない色彩環境が心の安定に大きく貢献します。

色を使った傾聴や対話の場づくり

色を選ぶことで、自分の気持ちに気づきやすくなる。 言葉にしづらい感情も、色を通すことでやさしく表現できる。 これは、傾聴や心のケアの場面で非常に有効です。

高齢者施設や地域活動に、色を使った対話の場がもっと広がれば、 「話す」より「感じる」ことで、心の負担が軽くなる可能性があります。

夕陽に向かって緑道を歩くシニア世代の後ろ姿。自然の色に包まれた穏やかな長寿の暮らしを象徴する風景。

自然との距離が心の余白を生む:島根のような自然豊かな地域では、季節の移ろいや空の色、木々の緑が日常にある。 それは、心に余白を生み、ストレスを溜めにくい暮らしにつながります。

一方、都市部では、時間に追われ、情報に囲まれ、“感じる”より“処理する”日々になりがち。 その違いが、長寿率の差に影響している可能性は否定できません。

地域のつながりと色のあるコミュニケーション

地方では、地域のつながりが強く、人と人との関係性が色濃く残っている。 その中で、色を使った表現や祭礼、伝統文化が心を支える役割を果たしています。

都市部でも、意識的に色を取り入れたコミュニティづくりが進めば、 心のケアと長寿の質の向上につながる可能性があります。

白い布の上にカラーボトルが並ぶテーブルを囲み、カラーセラピスト講座を学ぶ40代・50代の女性たち。色彩心理や傾聴を通じて、未来の自分と人にやさしく備える穏やかな学びの風景。

年齢を重ねても活かせる“心のスキル”:年金制度の不安や、定年後の仕事の減少が現実味を帯びる中、 「老後に向けて何を準備すればいいのか?」という問いが、40代・50代の多くに広がっています。

そんな時代にこそ、年齢を重ねても活かせる“心のスキル”が求められます。 色彩心理や傾聴、癒し、教育などは、自分にも人にも役立つ“老後の仕事”になる可能性を秘めています。

“働いているから元気なのだ”という実感

最近テレビで紹介されていた言葉に、深く心を動かされました。 「元気だから働いているのではなく、働いているから元気なのだ」── この言葉は、まさに私自身の実感でもあります。

年齢を重ねても、誰かの役に立てること。 自分の色を活かして働けること。 それが、心の活力となり、人生の質を支える力になるのだと感じています。

「たくさん出なくていい、少しでも自分らしく稼げる」 そんな働き方を、今から準備しておきたいものです。

100歳以上の高齢者が10万人に迫る今、私たちは「長生きすること」だけでなく、“どう生きるか”という心の質に目を向ける時代に入っています。

島根県と埼玉県の長寿率の違いは、医療や食事だけでなく、暮らしの環境や心のケアのあり方が影響している可能性があります。 自然に囲まれた地域では、青や緑などの穏やかな色が日常に溶け込み、心の安定を支えてくれる。 一方、都市部では、刺激の多い色や情報に囲まれ、心の余白が失われがちです。

色は感情の鏡──今できる“自分らしい準備

色は、ただの視覚情報ではなく、感情を映し出す鏡。 色彩心理を活かした傾聴や対話は、言葉にならない気持ちに寄り添い、人と人との関係性をやさしく育ててくれます

そして、40代・50代の私たちが今できる準備とは、 「たくさん稼ぐ」ことではなく、年齢を重ねても自分らしく働ける力を育てること。 色と心のケアのスキルは、老後の安心にも、人とのつながりにも役立つ“未来への備え”になります。

まずは、自分の色を知ることから── そして、色を通して人と関わる力を育てていくことが、長寿の質を高める第一歩です。


色と心理 × 学びと実践のスクール「虹輝心」主宰、原美保子です。
📸講師プロフィール詳細はこちら

原美保子が、浜辺でオンラインをしている。

初心者の方でも安心して学べるよう、、色彩心理と傾聴を軸にした実践型のカリキュラムを展開中です。
色と心のつながりを学びながら、未来の自分にやさしく備えてみませんか?

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