「傾聴って、誰が教えてくれるの?」 そんな問いから始まった、私自身の“聴く力”との出会い。
カラーセラピスト講座で初めて知った傾聴の技法「オウム返し」や、共感・受容の難しさ。 そして、色というツールが心の奥に触れるきっかけになること── このブログでは、傾聴の本質と、色を通じて育まれるコミュニケーションの可能性について、体験を交えて綴っています。
子どもとの関わり、親子の対話、そして自分自身との向き合い方に、そっと光を届けるヒントになれば嬉しいです。 TCエグゼクティブマスタートレーナー 原美保子がお伝えします🌈
目次
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1. “傾聴”って、学校で習ったっけ?

「ちゃんと聞きなさい」 子どもの頃、何度も言われた言葉です。 親や先生に注意されたとき、友達との会話で話がかみ合わなかったとき── “聞くこと”は、日常の中で大切にされていたはずなのに、 ふと振り返ると、「どう聴くか」を教わった記憶がありません。
国語の授業では「話す力」「書く力」は評価されました。 発表の仕方、作文の構成、言葉の選び方── でも、「聴く力」については、ほとんど触れられていなかったように思います。
「聴く」って、ただ黙って耳を傾けることじゃない。 相手の気持ちに寄り添いながら、言葉の奥にある“本当の声”を受け止めること。 それは、教科書には載っていない、でも人生にとってとても大切な力です。
私自身も、カラーセラピスト講座を受けるまでは、 “傾聴”という言葉の意味すら、ちゃんと理解していませんでした。 「聴くことが癒しになる」なんて、想像もしていなかったのです。
でも今は思います。 もし、子どもの頃から“聴く力”を育てる機会があったなら── もっと自分の気持ちを整理できていたかもしれない。 もっと人との関係に悩まずにすんだかもしれない。
このブログでは、そんな「傾聴」という力について、 改めて見つめ直してみたいと思います。 誰もが持っているけれど、誰も教えてくれなかった“聴く力”の話です。
2. カラーセラピスト講座での気づき

「傾聴って、こんなに深いものだったんだ」 カラーセラピスト講座を受けたとき、私はそう感じました。
それまでの私は、どちらかというと“聴くのが苦手”なタイプ。 人の話を聞いているつもりでも、頭の中では「何て返そう」「どう思われるかな」と考えてしまって、 本当の意味で“聴く”ことができていなかったように思います。
オウム返しが教えてくれた、聴くことの奥深さ
講座の中で初めて知ったのが、「オウム返し」という技法。 相手の言葉をそのまま返す──それだけなのに、 相手の心に深く届くことがあるなんて、まさに目からウロコでした。
「私、そんなこと言ったんだ…」 セラピーの中で、相手が自分の言葉に気づく瞬間。 その場に立ち会えることが、私にとってはとても心地よく、 “聴くこと”のやりがいを初めて感じた瞬間でもありました。
オウム返しは、やる側にとっても無理がなく、自然にできる。 それなのに、相手の認知が深まり、気づきが生まれる。 傾聴って、こんなにもシンプルで、こんなにも奥深いんだ── そう思えたのは、色を通して“聴く”ことを体験できたからこそだと思います。
でも、傾聴を学べばすぐにできるようになるかというと、そう簡単ではありませんでした。
「共感」と「受容」── 言葉ではよく聞くけれど、実際にやってみると意外と難しい。 相手の話を聴いているつもりでも、気づけば自分の価値観や立場が入り込んでしまう。
「それはこうした方がいいんじゃない?」 「私も似たような経験があるから、わかるよ」 そんなふうに、つい“自分の話”にすり替えてしまうことがあるのです。
本当の傾聴は、アドバイスでも、同情でもない。 相手の気持ちに寄り添いながら、その人の言葉を、その人のままに受け止めること。 でもそれは、思っている以上に繊細で、深い姿勢が求められます。
私自身も、傾聴に出会って変わったこと
私は、ずっと「自分のことをわかってほしい」と思っていました。 でも、うまく伝えられなかった。 高校時代、そんなもどかしさを抱えていた私は、 「誰か、私の気持ちをちゃんと聴いてくれる人がいたら…」と切望していました。
だから今、同じように「うまく言えない」「伝えられない」人に寄り添いたい。 カラーセラピーというツールを使って、 言葉にならない気持ちを色で表現し、その色に耳を傾けることで、心の奥に触れていく。
傾聴の大切さに気づけたのは、私にとって“色”というきっかけがあったから。 色があったから、私は“聴くこと”の意味を、体感として理解できたのです。
3. “聴く”と“傾ける”の違い

「聴く」と「傾ける」── この2つの言葉、似ているようで、実は大きな違いがあります。
「聴く」は、耳で音を拾うこと。 でも「傾ける」は、心を寄せること。 相手の言葉だけでなく、その奥にある気持ちや背景に、そっと寄り添う姿勢です。
傾聴とは、ただ話を聞くことではありません。 評価せず、アドバイスせず、共感を持って受け止めること。 それは、話す人にとって「安心して話せる場」をつくることでもあります。
60代女性が気づいた“聴くこと”のやさしさ
そんな傾聴の力に、ある60代の女性が出会ったときのこと。 彼女は、長年「人にアドバイスするのが得意」と思っていました。 でも、どこかで「話して終わり」「後味が悪い」と感じていたそうです。
「人の話を聞く前に、自分が言いたいことを言ってしまう」 「相手が話し始める前に、もう答えを出してしまう」 そんなコミュニケーションに、違和感を覚えていた彼女は、 ある日、カラーセラピーに出会いました。
最初は「カラーセラピーって何なのよ?」と半信半疑。 でも、TCカラーセラピスト講座を受けた翌日には、マスターカラーセラピスト講座へ。 さらにその13日後には、公式勉強会Chapter1〜3を一気に受講。 まるで水を得た魚のように、傾聴の世界に魅了されていったのです。
「聴くって、こんなに深くて、こんなにやさしいんだ」 彼女は、色を通して人の気持ちに触れるたびに、 それまでの“アドバイス中心”の関わり方が、少しずつ変わっていきました。
今では、「まず聴くこと」「相手の言葉をそのまま返すこと」が、 人との関係を築くうえで何よりも大切だと感じているそうです。
このエピソードは、傾聴が年齢や経験に関係なく、誰にでも育てられる力だということを教えてくれます。 そして、色というツールがあることで、傾聴の入り口がぐっとやさしくなることも。
4. 傾聴ができると何が変わる?

傾聴ができるようになると、何が変わるのでしょうか? それは、人との関係だけでなく、自分自身との関係も変わっていくということです。
まず、相手とのコミュニケーションがスムーズになります。 「ちゃんと聴いてもらえた」と感じた人は、心を開きやすくなります。 そして、聴く側も「聴くだけで、こんなに相手が安心するんだ」と実感することで、 “話さなきゃ”というプレッシャーから解放されるのです。
私自身、傾聴を学んでから、日常の会話が変わりました。 以前は「何か言わなきゃ」「気の利いた返しをしなきゃ」と思っていたけれど、 今は「ただ聴く」ことが、相手にとって十分なギフトになると感じています。
そして、傾聴は自分自身にも向けられる力です。 「今、私は何を感じているんだろう?」 「本当はどうしたいと思っているんだろう?」 そんなふうに、自分の内側の声に耳を傾けることで、 感情の整理や自己理解が深まり、心が軽くなる瞬間が増えていきます。
講座の参加者の中には、 「家族との会話が変わった」 「子どもが自分の気持ちを話してくれるようになった」 「職場での人間関係がラクになった」 そんな声を届けてくださる方もいます。
傾聴は、特別なスキルではありません。 誰でも育てられる、やさしい力。 そして、色というツールがあることで、 その力をもっと自然に、もっと深く育てていくことができるのです。
5. 色があれば、気持ちはもっと自由に話せる

もし、子どものころから「聴いてもらえる安心感」を知っていたら── もっと自分の気持ちを整理できていたかもしれない。 もっと人との関係に悩まずにすんだかもしれない。 そんなふうに思うことがあります
傾聴は、大人になってからでも育てられる力ですが、 子どものころから育てていけたら、それは一生の宝になると思うのです。
でも、子どもに「傾聴を教える」と言っても、言葉だけでは伝わりません。 そこで役立つのが、色というツールです。
色には、言葉にならない気持ちを映し出す力があります。 「この色、なんか落ち着く」 「この色を見ると、ちょっと悲しい気持ちになる」 そんなふうに、色を通して感情を表現することで、 自分の気持ちに気づき、相手の気持ちにも寄り添えるようになるのです。
たとえば、インフィニティカードを使った親子イベントでは、 子どもたちが選んだ色から、今の気持ちをそっと語り始めます。 「この色は、今日のわたしの気分」 「このカードの言葉、なんか好き」 そんな小さな言葉のやりとりが、親子の信頼を育てるきっかけになるのです。
そして、親が「聴く姿勢」を持っていると、子どもは安心して話せるようになります。 「ちゃんと聴いてもらえた」と感じた子どもは、 自分の気持ちを大切にする力を育てていくのです。
傾聴は、家庭でも、学校でも、地域でも、 どこにでも根づかせることができる“心の土壌”のようなもの。 そして、色という種をまくことで、 その土壌に、やさしい芽が育っていくのだと思います。
6. まとめ
傾聴は、特別な人だけができる技術ではありません。 誰でも育てられる、やさしい力。 そして、色というツールがあることで、 その力をもっと自然に、もっと深く育てていくことができます。
私自身、カラーセラピーを通して傾聴に出会い、 「聴くことが癒しになる」ことを体感しました。 そして今では、聴くことが“誰かの光”になる瞬間に、何度も立ち会っています。
もし、傾聴に興味があるなら── まずは、TCカラーセラピスト講座や公式勉強会Chapter1〜3で、 「聴く力」の入り口に立ってみてください。
また、親子で色を通して気持ちを伝え合いたい方には、 インフィニティカードを使ったイベントや講座もおすすめです。
聴くことは、誰かの心にそっと灯りをともすこと。 そしてその灯りは、きっと自分自身の心も照らしてくれます。
あなたの“聴く力”が、誰かの安心につながりますように。 そして、色がそのきっかけになりますように──。
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