TCカラーセラピー 黒がない理由と色彩心理の関係

TCカラーセラピーの14色ボトル。黒が含まれていない理由を探る導入画像

TCカラーセラピーの14色ボトルには「黒」が含まれていません。 この事実に驚く方も多いのではないでしょうか?

この記事では、なぜ「黒が」含まれていないのかその理由を、色彩心理や文化的象徴との違いを交えながら解説します。たとえば、TC独自の哲学である「光の療法」に基づき、黒という色の意味とその扱い方を探ります。さらに、初心者にもわかりやすくTCの視点を紹介します。

目次

TCのカラーボトルには黒が無いという文字入りの14色ボトルが並んだ写真

TCカラーセラピスト講座では、「カラーボトルには黒がないんですね。どうしてですか?」という質問をよく受けます。 14色のカラーボトルの中に白(クリア)はあるのに、黒が存在しないという事実に、多くの方が驚かれます。

色彩心理を学んでいる方ほど、暗い色が持つ象徴性強いや印象の強さを知っているため、「なぜ黒だけが除外されているのか?」という疑問は自然なものです。しかしながら、この不在には、この協会の根底にある「光の療法」という哲学が深く関係しています。

TCが扱う“色”とは、単なる視覚的な情報ではなく、「光のエネルギー」としての意味を持っているのです。

古代エジプトの光療法を象徴する、色ガラスを通した太陽光が差し込む神殿のイメージ

カラーセラピーのルーツは、古代エジプトの「ヘリオセラピー(光の治療)」にまでさかのぼります。 神殿では、色付きのガラスを通した太陽光を身体に当てることで、心身のバランスを整える療法が行われていました。このように、古代から色と光は癒しの手段として活用されてきたのです。

この考え方の中心にあるのが、「色とは光の一部である」という認識です。色彩は、可視光線の波長によって生まれ、光がなければ色は存在しません。

色は光の波長、黒は光を吸収する色


黒は光を吸収し、反射しない色であり、完全な暗闇ではすべての色が“黒”に見えます。 つまり、黒とは「癒しのエネルギーである光が届かない色」であり、TCでは癒しが起こらない色として扱われているのです。

TCの哲学では、癒しとは「暗闇に光を照らすこと」であり、色はその“光の分身”として存在します。 だからこそ、黒はボトルとして採用されていないのです。

黒のウェアで鍛える男女。黒が象徴する集中力と自己統制を表現。

色彩心理の世界では黒は非常に重要な意味を持つ色です。 ネガティブな印象が強い一方で、それにもかかわらず、深い内面に働きかける力を秘めています。

黒色が象徴する心理的なキーワード

黒は、自分を守るために選ばれる色であり、内面と向き合うための静寂をもたらす色でもあります。 色に「良い・悪い」はなく、黒にも必要な役割があるのです。

TCカラーセラピーにおける“黒”の扱いはどう違う?


TCカラーセラピーでは、黒色を単なる「ネガティブな色」として排除しているわけではありません。 むしろ、この色のの持つ心理的な力を理解した上で、セラピーの目的に合った形で取り入れているのです。

一般的な色彩心理では、「終わり」「遮断」「孤独」などの象徴として扱われることが多い色ですが、TCカラーではそれを「内面と向き合うための静寂」「再生の準備」として再解釈しています。

このように、色の意味を単なる文化的象徴ではなく、“癒しのプロセス”に沿って再構築している点が、他の色彩理論との大きな違いです。

光と影、陰陽の調和を夜空に描いたボトルとタオマーク(陰陽図)のコラージュ。

TCカラーセラピーでは、暖色系に黒色を混ぜて“ダークカラー”を作成しています。 これは、黒の要素を含みながらも、光の波長を持つ色として扱うという工夫です。

陰陽のバランスを表す色彩設計

  • ダークカラーは、白の補色として配置されている
  • 白=光、ダークカラー=影という陰陽のバランスを表現
  • 黒を直接使わずとも、その象徴性を色彩構成に反映

TCでは、黒の心理的価値を尊重しながらも、癒しの光を保つ色としてダークカラーを活用しています。その結果、黒の象徴性を失うことなく、セラピーの目的に合った色彩設計が可能になっています。

ダークからのボトルと、暖色系の絵の具に黒を混ぜてダークカラーを作る、実験イメージ

ダークカラーは、深層心理にアクセスする色として、TCカラーセラピーのセッションでも重要な役割を果たします。 クライアントが自分の感情の奥深くに潜るためのサポートカラーとして使われるのです。

TCの哲学における黒の扱い


  • 癒しは光によって起こるという基本理念
  • 黒の心理的価値は否定せず、色彩構成に取り入れる
  • ダークカラーは、黒の象徴性と光の波長を両立させた色

このように、色の持つ意味を光と心理の両面から丁寧に扱うセラピーです。 黒を排除するのではなく、統合的に活かす姿勢がTCカラーセラピーの色彩哲学なのです。

TCカラーセラピーに黒がないのは、「癒しは光によって起こる」という哲学に基づいた意図的な選択です。 とはいえ、黒の心理的価値は否定されておらずダークカラーという形で統合的に活かされています。 TCは、色の象徴性と光のエネルギーを融合させた独自のセラピーなのです。


🎓TCカラーセラピスト講座

TCカラーセラピーでは、今回ご紹介したような色の背景・意味・心理的な働きについて、体系的に学ぶことができます。 すでに受講された方にとっては、この記事が復習や新たな気づきにつながったのではないでしょうか。 未受講の方には、TCの世界観に触れるきっかけとして、色の奥深さや癒しの可能性を感じていただけたなら嬉しいです。

「色に癒されるとはどういうことか?」 TCカラーセラピーは、光と心理の両面からその問いに答えるセラピーです。 色は単なる視覚情報ではなく、心に響くメッセージを持つ“言葉なき言葉”。 ぜひ一緒に、色の奥深さを探求する旅に出てみませんか?

TCカラーセラピー・エグゼクティブマスタートレーナーの美保子です。
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原美保子が、浜辺でオンラインをしている。

カラーセラピーを通して心を整えるワークショップや、ブログ・SEO講座を開催しています。

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