こんにちは。カラーセラピー養成講師の原美保子です。
今回は、カラーセラピーのと非言語コミュニケーションについて、オリジナルの勉強会を開催しました。
カラーセラピーは、色の効果を活用したカウンセリングの手法を使い、お客様の心のバランスを整えたり、目標に向かって前進したりするお手伝いをします。
非言語コミュニケーションは、言語を使わない方法でメッセージや感情を伝えることで、コミュニケーションの質を高めたり、相手との関係を深めたりするお手伝いをします。
このように、カラーセラピーと非言語コミュニケーションは、心の癒しやコミュニケーションの向上に役立つ素晴らしい手法です。
今回は、非言語コミュニケーションの歴史と意義について、少し深く掘り下げてみたいと思います。
目次
非言語コミュニケーションの歴史と意義
非言語コミュニケーションの研究を初めて行ったのは、進化論で有名なチャールズ・ダーウィンという自然科学者です。
彼は、人間だけでなく、動物も非言語コミュニケーションで感情を表現することを発見し、その研究を『人間と動物の感情の表情』という本にまとめました。
この本では、非言語コミュニケーションは、進化の過程で生き残るために必要なものであり、人間と動物の共通の遺産であるということを説明しています。
つまり、人間の本能的なものであり、言語や文化によって変わらないものだということです。
例えば、笑顔や涙は、どの国や文化の人でも同じように喜びや悲しみを表すことができます。
また、怒りや恐怖は、眉をひそめたり、目を見開いたりすることで表現されます。
これらの表情は、人間だけでなく、犬や猫などの動物にも共通しています。
ダーウィンの研究は、非言語コミュニケーションの普遍性と本質を示す画期的なものでした。
しかし、彼の死後、非言語コミュニケーションの研究は長い間停滞しました。
それは、言語が人間のコミュニケーションの主要な手段であるという考えが支配的だったからです。
しかし、20世紀に入ると、非言語コミュニケーションの研究は再び盛り上がりを見せました。
それは、人間のコミュニケーションにおいて、言語だけではなく、非言語の要素が大きな役割を果たしていることが次々と明らかになったからです。
メラビアンの法則とは
例えば、メラビアンの法則というのは、人と話すときに、言葉だけじゃなくて、声の高さや表情やしぐさも大事だっていうことを教えてくれる法則です。
人と話すときに、言葉はたったの7%しか人の気持ちを伝えられないけど、声は38%、表情やしぐさは55%も人の気持ちを伝えられるっていう数字を出したんです。
だから、合計すると、非言語コミュニケーションは93%も人の気持ちを伝えられるっていうことになるんです。
このように、非言語コミュニケーションは、言語よりもずっと強く人の気持ちを伝えることができるんです。
だから、人と話すときには、言葉だけじゃなくて、声や表情やしぐさにも気をつけることが大事です。
自分の気持ちを正しく伝えたいときや、相手の気持ちを正しく理解したいときには、特にです。
色で心を癒すカラーセラピーとは
カラーセラピーをするときも、非言語コミュニケーションはとても重要です。
お客様の話す言葉を額面通り捉えるのではなく、声のトーンやボディランゲージをよく観察する必要があります。
非言語のコミュニケーションは、人間の意識や深層心理にダイレクトに作用します。
例えば、イライラしていたりすると、それがお客様やクライアントに伝わり、言葉ではちゃんと対応していても、不快を与えしまうことがあります。
93%は、非言語コミュニケーションということを忘れずに、意識してカラーセラピーをして行きましょう。
まとめ
さいたま市大宮で、カラーセラピストの勉強会を開催しました。
非言語コミュニケーションの歴史と意義についても、少し深く掘り下げてみました。
セラピストは、言語コミュニケーションと組み合わせることで、より効果的なコミュニケーションを行うことができます。
また、クライアントの言語を使わないメッセージや感情もくみ取ることで、コミュニケーションの質を高め、相手との関係を深めたりすることができます。
このブログを読んで、カラーセラピーと非言語コミュニケーションに興味を持っていただけたら嬉しいです。
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