【TC個人セッション練習会】 カラーセラピーで感性を磨こう

こんにちは、カラーセラピーの世界へようこそ。TCカラーセラピートレーナー養成講師の原美保子です。今回は、カラーセラピーにおけるカウンセリングが、どのようにして感性を磨くことで受容共感につながるのかについてお話ししたいと思います。

私たちカラーセラピストは、クライアントの話を傾聴し、自らが自分の答えに気づけるようサポートし、成長を促す役割があります。ここで重要なのは「受容・共感」です。これは、クライアントの気持ちや状況を理解し、共感的に対応する能力です。

目次

色の意味だけでは不十分

最初のカラーセラピスト講座では、色の意味が分からなくてもカラーセラピーができます。なぜなら、色の意味が書いてあるマニュアル本を使うからです。色の意味を暗記してもカラーセラピーは成立しません。コミュニケーションが苦手な方は、特に話すよりも人の話を聴くことが苦手なのかもしれません。

感性を磨くことで傾聴力を高める

感性を磨くことは、傾聴に必要な以下の力を高めることに繋がります。

  1. 共感力の向上
    他者の気持ちや状況に対する理解が深まり、より共感的な対応ができるようになります。これにより、対人関係が円滑になり、クライアントとの信頼関係を築きやすくなります。例えば、クライアントが特定の色に対してどのような感情を抱いているのかを理解し、その感情に寄り添うことができます。
  2. 表現力の向上
    自分の感情や考えを豊かで適切に表現できるようになります。これにより、セラピストとして色の意味を相手に分かりやすいように伝えられ、クライアントとの誤解を減らすことができます。具体的には、選んだ色に込められたクライアントの気持ちを的確に言葉にしてフィードバックすることができます。
  3. 文化的背景の理解や深化
    異文化や異なる背景を持つ人々への理解が深まり、多様性を尊重したコミュニケーションが可能になります。カラーセラピーにおいても、クライアントの文化的背景を理解することで、より適切なサポートが可能となります。例えば、特定の色が異なる文化で持つ意味を知っておくことで、クライアントの選んだ色を深く理解できます。

これは、年齢、性別、生活環境、価値観の違いにおいても同じことが言えます。それぞれの違いを理解することで、クライアントの視点に立ち、より適切に対応することができます。

  • 年齢: 年齢によって色に対する感受性や意味が異なることがあります。例えば、子供は明るく鮮やかな色を好む傾向がありますが、高齢者は穏やかな色を好むことが多いです。
  • 性別: 性別によっても色の好みや意味が異なる場合があります。例えば、伝統的にピンクは女性的、青は男性的とされることがありますが、これらの意味合いは文化や個人によって異なるため、その背景を理解することが重要です。
  • 生活環境: 都市部と地方、または異なる地域や国によって、色に対する感受性や意味が変わることがあります。例えば、自然に囲まれた環境ではグリーンが安らぎを感じさせる色とされることが多いです。
  • 価値観: 個々の価値観や信念も色の選択に影響を与えます。例えば、特定の色が宗教的または精神的な意味を持つ場合があります。
  1. 観察力の向上
    相手の表情や声のトーン、体の動きなどの微細な変化に気づくことで、相手の真意を読み取る力が強化されます。これにより、クライアントが言葉にしない感情や思考を敏感に感じ取ることができ、より深いレベルでのカウンセリングが可能となります。

空の色を感じて感性を磨く

今回の個人セッションの練習においては、「空の色を感じてみよう」というテーマで感性を磨く方法についてお話しさせていただきました。
日常の忙しさの中で、空を見上げることを忘れていませんか?空の色は私たちの気持ちに大きな影響を与え、感性を磨くための素晴らしい素材となります。

空の色を観察する

例えば、宮古島の空を見てみましょう。宮古島では、グレーの空の日もあれば、薄い雲がかかっていても太陽が明るく輝いている日もあります。夏はとても明るく、冬は少し曇りがちです。特に夏の空はとても濃いブルーで、太陽の光が強いからです。この強い光は私たちに活力を与えますが、外に出る際には日焼け対策が必要です。

冬になると、空の色は薄いブルーやグレーが半々になります。空が晴れてブルーに見えるのは「レイリー散乱」という現象のおかげです。太陽の光が空気の小さな粒子にぶつかり、青い光が散らばることで、私たちには青い空が見えるのです。

時間帯による空の色の変化

朝や夕方に空が赤く見えるのは、太陽の光が長い道のりを通ってくるからです。赤やオレンジの光が目に届き、美しい朝焼けや夕焼けが見られます。宮古島でも美しい夕日を見たいと思っても、空が曇っていると見ることができないかもしれません。それでも、自然の中で空の色を見ることはとても素敵な体験です。

自然の中で空を感じる

住みなれた、いつもの生活の中でも、時々は自然の中で空を見上げてみましょう。例えば、週末には公園や森を散歩し、自然の色彩に触れることで感性を豊かにします。美しいものを見ると、心が喜び、リフレッシュできます。

空の色と心の健康

空の色は私たちの心の健康を教えてくれるかもしれません。青空を見ると心が晴れやかになり、夕焼けを見ると一日の終わりを感じてリラックスすることができます。空を見て、心が感じることを大切にしましょう。それが、カラーセラピーの大切なメッセージです。

感性を磨く旅に出ませんか?

色彩を通じて、新しいアイデアや視点を見つけ、創造性を高めましょう。美しいものに気づき、心を癒すことで日々のストレスを軽減できます。家族や友人との関係を深め、共感力や表現力を向上させることができるのです。

まとめ

TC個人セッション練習会は、感性を磨き、カラーセラピーのスキルを向上させるための絶好の機会です。色彩を通じて新しい視点を見つけ、共感力や表現力を高めることで、クライアントとの信頼関係を築くことができます。


カラーセラピスト講座のお知らせ

カラーセラピスト講座で、傾聴力を磨き、円滑な人間関係を築くためのスキルを学びましょう。オンライン・対面(埼玉大宮)での講座を提供しています。

お問い合わせやお申込みはこちらからどうぞ!

皆さんもぜひ、空の色を感じて、日常の中で感性を磨いてみてください。新たな発見とともに、心豊かな生活を送りましょう。

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