あなたの家は不要なモノであふれていませんか?部屋の中を整理整頓して不要なものを手放すと、家の中にスペースができます。頭の中も同じで、整理整頓して不要なものを手放すと、頭の中にスペースができます。すると、新しいものを受け入れるスペースができ、1つ1つのことを大切にできる心の余裕が持てるようになります。
目次
頭の中の不要なモノとは?
例えばネガティブな感情、具体的に言うと悲しみ、怒り、嫉妬、不安、恐怖などです。では、感情とは何なのでしょうか?
感情には、2つの側面があります。1つは、その人にしかわからない主観的な側面。そして、もう1つは、心拍数が上がったり、ホルモン分泌されるなど自律神経系の活動の変化や、顔色の変化、行動など、客観的に観測できるものがあります。後者は、生理学で「情動」といい
感情には2つの側面があります。
- 主観的な側面: これは、その人にしかわからない内面的な感覚や経験です。例えば、悲しみや喜びを感じるとき、その感情の強さや質は個人によって異なります。
- 客観的な側面: これは、身体の変化や行動として観測できるものです。例えば、心拍数の上昇、ホルモンの分泌、顔色の変化などがこれに該当します。この側面は「情動」とも呼ばれます。
このように、感情は内面的な体験と身体的な反応の両方から成り立っています。どちらの側面も、私たちが感情を理解し、対処するために重要です。
ネガティブな感情の役割
ネガティブな感情は、一見すると避けたいもののように思えますが、実は私たちの生存や成長にとって非常に重要な役割を果たしています。以下の理由があります:
- 生存のための警告システム ネガティブな感情は、危険や問題を察知するための警告システムとして機能します。例えば、不安や恐怖は、危険な状況から身を守るために必要です。原始時代には、これらの感情が捕食者から逃れるために重要でした。
- 行動の動機付け ネガティブな感情は、行動を促す強力な動機付けとなります。例えば、失敗や挫折を経験したときの悔しさや悲しみは、次回の成功に向けて努力する原動力となります。
- 社会的なつながりの強化 ネガティブな感情を共有することで、他人との絆が深まることがあります。悲しみや苦しみを分かち合うことで、共感や支援を得ることができ、人間関係が強化されます。
- 自己理解の促進 ネガティブな感情を感じることで、自分自身の価値観や欲求をより深く理解することができます。これにより、自己成長や自己改善が促進されます。
- バランスの取れた感情体験 人生にはポジティブな感情だけでなく、ネガティブな感情も必要です。これらの感情がバランスよく存在することで、より豊かな感情体験が得られます。
ネガティブな感情は避けるべきものではなく、適切に対処し、理解することで、私たちの生活をより豊かにする要素となります。
快感情と不快感情
人間の体は上手くできていますね。逆に食べ物が得られない状態になると不快な感情になり、その状態を避けるか、攻撃してどうにかしようとするのです。それも、ある意味モチベーションになります。人間は、不快になると、逃げるか攻撃的になることで生き延びて来たのです。
喜びがモチベーションになる場合
- 家族のための贅沢: 家族旅行や特別なイベントのためにお金を貯めることがモチベーションになります。家族と一緒に過ごす楽しい時間や思い出を作ることが喜びとなります。
- 自己投資: 趣味や自己啓発のためにお金を使うことがモチベーションになります。例えば、新しい料理教室に通ったり、手芸の材料を購入したりすることで、自分のスキルを向上させることが喜びとなります。
不安回避がモチベーションになる場合
- 老後の安心: 老後の生活費や医療費を確保するために貯金をすることがモチベーションになります。将来の不安を減らし、安心して暮らせるようにすることが目標です。
- 家族のサポート: 子供の教育費や家族の健康管理のためにお金を貯めることがモチベーションになります。家族が困らないようにするための準備が、不安を回避するための行動となります。
どちらのモチベーションも、その人の価値観や生活状況によって異なります。50代の主婦の場合、家族のための喜びや将来の安心を求めることが大きなモチベーションとなることが多いでしょう。あなた自身や周りの方々のモチベーションについて、どのように感じますか?
現代の脳の機能
原始時代の名残で、現代でも、脳の機能として得たいものを得た時の快感情と、得られない時や喪失した時の不快感情が今でもあると考えられています。カウンセリングでは、生理的に測定しませんから、その人がどのくらいネガティブな感情なのかは、その人自身の主観でしか計ることができません。ですから、聴いてみるしかありません。
ネガティブな感情を手放すには
ネガティブな感情を手放すには、自分が感じている感情を意識するといいです。そのためには、「悲しい」「恐い」「落胆」など、言葉で表現をすることが大切です。あ~この感覚は、「悲しみなのだ」とか「恐いと感じていたんだ」のように、言葉で分かる=顕在意識での理解となるからです。
カウンセリングの役割
まずは、クライアントが自分の感情に気づいて言葉にすることが大事なのです。カラーセラピーを通じてできることの1つに、クライアントの感情を言語化するお手伝いがあります。クライアントに寄り添い、受容と共感しながら傾聴することでクライアントが自分の感情に気づき、言葉にして、解放されると、それだけでも、かなりのストレスが軽減されます。
健康なネガティブ感情と不健康なネガティブ感情
ただ、ネガティブな感情にも、不健康なものがあります。例えば、誰かを見て羨ましくて、嫉妬するというのは誰でも一度や二度は経験することですから、健康なネガティブ感情です。けれども、その嫉妬が妬みになって、わざと意地悪をして自己嫌悪に陥っていたらどうでしょう?それは、不健康なネガティブ感情ですよね?不健康なネガティブ感情は、思い込みや思考が作り出しているのです。
カウンセリングを受けるタイミング
そういう時こそ、カウンセリングを受けると良いでしょう。すると、感情に気づくだけでなく、思考の癖にも気づけます。ネガティブな感情全てが悪いわけではありません。健康なネガティブ感情は、そういう感情があるな~と認めるだけで、取り除こうとしなくても良いのです。けれども、それが不健康なネガティブ感情なら、なるべく早く泥沼から抜け出した方が良いですよね?そういう時に、カウンセリングを受けると良いのです。
こちらのブログを読んだ方への特典
カラーカウンセリング60分9000円を30分3000円でお試しいただけます。
このブログが、心の整理整頓に役立つことを願っています。感情に気づき、言葉にすることで、心の余裕を持ちましょう。
このブログを見たとお問合せからご連絡いただいた方限定で、特典を適用いたします。オンラインに限り、日時リクエストがありましたら第3希望まで明記の上、追ってこちらからご連絡します。
心の健康は人生の資産
オンラインカウンセリングで予防対策(ZOOM)
- 対面:TCカラーセラピスト講座
目的とゴールを明確にする!1日で取得するカラーセラピー資格(埼玉大宮) - オンライン:TCカラーセラピスト講座:
目的とゴールを明確にする!1日で取得するカラーセラピー資格(ZOOM)