「徹子の部屋」は、1976年(昭和51年)2月2日に放送を開始し、2025年で50周年目を迎えます。毎回ゲストとの軽妙なトークや華やかな衣装で視聴者を魅了しています。番組が40年、放送10,000回を超えた際に女性自身で、「番組で着た衣装を2度着たことがない」と語られています。
目次
衣装の秘密とその後

それでは、1度着た衣装はその後、どうしているのでしょうか?次のように答えています。「いつもクリスマス前後に、その年に着た衣装を日本橋の高島屋が場所を貸してくれて、オークションに出します。その収入を“青少年と歩む会”に寄付しています。そのお金で、親のいない子供たちがいつでも来られる家が3軒くらい建ったと聞いています。だから、もう1度着たいなあと思っても、着ることはありません。それよりも、私の衣装が子供たちのお役に立つことのほうがうれしいから。」とおっしゃっていました。
部屋着

「徹子の部屋」で着用するのは、言ってみれば“部屋着”。日本一ゴージャスなルームウエアですが、実際の部屋着はどのようなものなのでしょうか?「家ではいたって普通の部屋着を着ています。パジャマより楽なパンツルックで。レースやシルクの部屋着なんて着たことありません(笑)。」と語っています。まさに華やかな舞台を支える慎ましい日常ですね!
特別なゲストと特別な思い出

2025年2月3日の放送では、番組開始から50年を迎える特別な回として、1976年に当時32歳でゲストとして出演された高橋英樹さんが、今回は結婚50年(金婚式)を迎えて、ご夫婦で招かれました。
本日の徹子さんの衣装が、その当時の着ていた衣装と色が似ていて(黒ベース)、その当時を意識されたのかな〜と思いました。そして同時にかつての私の思い出が蘇ってきました。
実は、その日たまたまテレビを付けたら「徹子の部屋」が放送されていて、私は驚きました。いつもテレビを見るわけでもなく、この特別な回について事前に知っていたわけでもなかったので、その偶然の一致に感動しました。思い出深い番組の一部を再び目にすることができ、心温まるひとときを過ごすことができました。
ファッションデザイナーとしての思い出

かつて私は外苑前にある「ブラックパンサー」という会社でファッションデザイナーをしており、ドレスのデザインを専門にしていました。そして、そのドレスを黒柳徹子さんが着てくれたと、当時「徹子の部屋を見ていた」ファッション関係者から聞きました。衣装はご自身で選んでいたようです。
当時のことで写真などは撮っていませんが、それをきっかけに徹子さんの衣装への感性や、その後の衣装とのかかわりに興味を持ちました。ここでで着た衣装が、色々な形で色々な人の人生に関わっていることを想像すると、私がデザインしたドレスも、オークションで他の誰かの手に渡り、間接的に親のいない子供たちを支援する団体とご縁があったかもしれないと思うと、非常に感慨深いです。
憩いの家とのつながり

徹子さんが「憩いの家」の活動を応援してくださっています。ということでその記事を見て、肉親がいなくて、施設で育ち、中学を卒業した子供達は、大半が、それから先、どこに行けばいいのか、国では面倒を見てくれないということを知りました。
中学を出て、働く少年達がいられる、それ以上の施設はなく、中学を卒業した瞬間から、寝るところと食べるだけの収入を働かなければならない。そんな経験をした人たちが、皆と力を合わせて、素晴らしい家を作ったのが「憩いの家」だそうです。
ここは、施設を出た子たちの家庭代わりの場でもあり、また同時に、就職その他の面倒を見てくれる家でもあるということ。それを自分たちでやっている。そういう子どもたちを応援したくて、番組で着た洋服など、買って頂ければと思い、チャリティーに出しているそうです。そしてそれは全部、憩いの家の収入になるそうです。
経済的には豊かな日本でも、こういう福祉の点でまだまだ遅れている現状を、知ってほしいという思いが書かれています。私の衣装を着てもらっていなかったら、この投稿は見なかったかもしれません。
1972年にテレビでこの「憩いの家」を紹介していますが、以来チャリティーバザーのために衣装やアクセサリーを提供し続けているとのことです。その活動と先人たちの努力のおかげで、養護施設の子供たちの進学率が向上し、児童福祉の制度が改善されてきているもののまだ改善の余地は多く、高校を中退した子供たちの支援は十分ではないとのことです。
黒柳徹子さんのユニセフ活動

1984年にユニセフ親善大使に就任し、以来、世界中の子どもたちのために尽力し、これまでに40か国以上を訪問し、紛争や自然災害、貧困に苦しむ子どもたちの声を代弁し続けています。
この活動は国内外で高く評価されており、2000年にはユニセフ本部から「子どものためのリーダーシップ賞」を受賞しています。また、2016年には国連の公共広告に出演し、持続可能な開発目標(SDGs)を広める活動も行っています。
子どもたちの教育や健康、安全を守るために、多くの支援を呼びかけています。視察先での経験をテレビや新聞などで報告し、支援の必要性を訴えています。
感想と新たな活動へのつながり

このエピソードを通じて、黒柳徹子さんの衣装が多くの人々の人生に関わり、そして慈善活動を通じて社会に貢献している姿勢に感動します。また、私自身がデザインしたドレスもその一部であったかもしれないと思うと、非常に感慨深いです。
お人柄や、ゲストや視聴者を楽しませたいという思いから選ばれる衣装の数々には、温かさと優しさが感じられます。私もかつてのファッションデザイナーとして、色やデザインに対する感性を磨いてきました。
今では心の色デザイナー(カラーコンサルタント虹輝心)として、色と心理の専門家としての活動に取り組んでいます。色は記憶に残りやすく、忘れていた記憶が一瞬に蘇ることがあります。徹子さんが衣装選びを通して多くの人々に感動を与えているように、私も色と心のつながりを通じて、多くの人々に幸せや安心感を届けることを目指しています。
私の活動を通じて、色の力を活用し、人々の心の健康や幸福感を高めることができると信じています。カラーコンサルタント虹輝心スクールでは、イベント出展や個別コンサルティングを通じて、多くの方々と出会い、それぞれの人生に彩りを添えるお手伝いをしています。
まとめ
色と心のつながりは、私たちの日常生活において非常に重要な役割を果たしています。例えば、色彩学の知識を活かして、個々のライフスタイルやニーズに合ったカラーセラピーを提供することで、心のバランスを整え、前向きな気持ちを引き出すことができます。また、私の経験と知識を活かして、カラーセラピーの資格取得を目指す方々をサポートすることも大切な使命です。
黒柳徹子さんを見習い、私も色を通じて多くの人々に感動や幸せを届けることができるよう、これからも努力してまいります。
関連講座
- 対面:TCカラーセラピスト講座
目的とゴールを明確にする!1日で取得するカラーセラピー資格(埼玉大宮) - オンライン:TCカラーセラピスト講座:
目的とゴールを明確にする!1日で取得するカラーセラピー資格(ZOOM)