子育てにも活かせる!褒め言葉のシャワーで脳と心を育てる

こんにちは、色育インストラクターの原美保子です。子育てにおいて、子どもの脳と心を育てるためには、どのようなアプローチが効果的なのでしょうか?

今回は、元小学校教師の菊池省三先生が提唱する「褒め言葉のシャワー」と、子どもが喋る機会を増やすことの重要性についてお話しします。これらの方法を取り入れることで、子どもたちの自信や成長を促し、より良い教育環境を作ることができます。

目次

褒め言葉のシャワーとは?

元小学校教師の菊池省三先生は、学級崩壊の立て直し教育法として「褒め言葉のシャワー」を提唱しています。学級崩壊の原因の一つは、子どもたちが自分に自信を持てないことにあると言われています。ある小学校では、クラス全員が一人の子を褒める「褒め言葉のシャワー」を実践しています。

この方法により、子どもたちは自分が見られているという安心感や、自分が認められているという自信を持つことができます。その結果、クラスのいじめがなくなり、子どもたちの「驚く」ほどの「変化」や「成長」が見られるようになりました。親や教師、周りの大人が子どもたちをしっかりと見続け、良い部分を見つけて褒めることが重要です。

子どもが喋る機会を増やすことの重要性

日曜日のTBS番組「林修先生が驚く初耳学」では、難関大学に入るための分岐点として、5歳から6歳までに基礎を作ることが重要だとされています。その基礎とは、たくさんおしゃべりをすること、つまり子どもが喋る機会をたくさん作ることです。

習い事や勉強も大切ですが、本を読む(読んであげる)ことや、良い刺激を与えることが重要です。5歳までにやるべきこととして、以下の5つが挙げられます。

  1. 言葉で話す
  2. 頭で考える
  3. パズル
  4. 読み書く
  5. 自然に触れる

脳のスペックができる3歳から5歳の時期に基礎を作っておくと、その後の学習が楽になるということです。東大合格者の多くも、幼い頃に基礎を作り、その後は楽に学習を進めてきたと言われています。

色育講座の役割

私が開催している色育講座は、まさに子どもがたくさんおしゃべりをする機会を提供し、以下の要素を盛り込んでいます。

1. 言葉で話す

具体例: 毎日の会話を大切にしましょう。例えば、夕食時に「今日学校で何色だった?」と質問して、子どもがその日の出来事を話す機会を作ります。また、絵本を読んだ後に「このお話どう思った?」と感想を聞くことと、「気になる色はあった?」など、子どもが自分の考えを言葉で表現しやすいように色を取り入れて感じる練習をします。

2. 頭で考える

具体例: 子どもに考える機会を与えるために、色を使ったクイズやなぞなぞを出してみましょう。例えば、「赤い果物で、木になるものは何?」といった質問をして、子どもが答えを考える時間を作ります。また、日常の中で「この色のブロックを使って何を作れるかな?」と問いかけることで、創造力と問題解決の思考を促します。

3. パズル

具体例: 色をテーマにしたパズルやブロック遊びを取り入れましょう。例えば、色別に分けられたジグソーパズルやカラフルなレゴブロックを使って遊ぶことで、子どもの手先の器用さや空間認識能力を育てます。親子で一緒に色のパズルを完成させることで、達成感を共有し、コミュニケーションも深まります。

4. 読み書く

具体例: 毎日少しずつ読み書きの時間を設けましょう。例えば、寝る前に色の絵本を一緒に読む時間を作り、子どもが興味を持った色の単語を一緒に書いてみると良いでしょう。また、日記を書く習慣をつけることで、文章力や表現力を養います。「今日は何色が印象に残った?」と質問し、それを日記に書かせることで、書く力を育てます。

5. 自然に触れる

具体例: 週末に公園や自然の中で遊ぶ時間を作りましょう。例えば、家族でハイキングに出かけたり、庭で色とりどりの植物を育てたりすることで、自然に触れる機会を増やします。自然の中での遊びは、子どもの好奇心を刺激し、観察力や探究心を育てます。「今日はどんな色の花を見つけた?」と問いかけることで、自然と色の関係を学びます。

これらの要素を通じて、色育講座では、子どもたちの脳と心を育てることを目指しています。「子育てを楽しく=楽に」、「生きる力=学力=人間力」を育む普及に努めたいと思います。

色育の資格と講座

色育の資格を取得すると、色育アドバイザーとして活動できるようになります。色育アドバイザーになると、自宅やオンラインで色育講座を開講できる先生として活躍できます。

私は、元小学校教師の菊池省三先生が提唱する「褒め言葉のシャワー」を知り、色育講座でぎゅっとくんカードを使った「褒め言葉シャワー」というワークを取り入れています。このワークは子どもはもちろん、大人にも大人気です。このように色育の教材を使って、自分のオリジナルな構成を考えることもできます。

まとめ

子育てにおいて、褒め言葉のシャワーや子どもが喋る機会を増やすことは、子どもの自信や成長を促すために非常に重要です。親や教師、周りの大人が子どもたちをしっかりと見続け、良い部分を見つけて褒めること、そしてたくさんおしゃべりをする機会を提供することが大切です。

色育講座を通じて、これらのアプローチを取り入れ、子どもたちの脳と心を育てるお手伝いをしていきたいと思います。子育てを楽しく、そして楽にするために、ぜひこれらの方法を試してみてください。


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