低学年向けの「色育教室」想像力とコミュニケーション力を育むアプローチ

こんにちは、色育インストラクターの原美保子です。現代の技術や教育の進化には多くのメリットがありますが、その反面、いくつかのデメリットも存在します。ここでは、現代の良さと問題点を知り、バランスを取ることの大切さについて考えてみましょう。

目次

現代の良さ

  1. デジタル技術の活用
    • メリット: タブレットやスマートフォンを使った教育アプリやゲームは、子どもたちの学習をサポートし、楽しみながら知識を深めることができます。
    • 問題点: デジタルデバイスの使用が増えることで、対面でのコミュニケーションの機会が減少し、社会的スキルが育ちにくくなることがあります。
  2. インタラクティブな学習
    • メリット: インタラクティブな教材やオンラインクラスは、子どもたちが自分のペースで学べる環境を提供します。
    • 問題点: マルチタスクや短い注意スパンを促すデジタルコンテンツが多いため、集中力が低下することがあります。
  3. 多様な情報へのアクセス
    • メリット: インターネットを通じて、世界中の情報や文化に触れることができ、視野を広げることができます。
    • 問題点: インターネットを通じて大量の情報にアクセスできるため、情報の取捨選択が難しくなり、ストレスを感じることがあります。
  4. STEM教育
    • メリット: 科学、技術、工学、数学に焦点を当てた教育プログラムは、論理的思考や問題解決能力を育てます。
    • 問題点: デジタル活動が増えることで、身体を動かす機会が減り、運動不足や健康問題が生じることがあります。
  5. クリエイティブなツール
    • メリット: デジタルアートや音楽制作ソフトなど、創造力を発揮できるツールが豊富にあります。
    • 問題点: 完成された玩具やデジタルゲームに依存することで、自分で考えたり創造したりする機会が減少し、想像力が育ちにくくなることがあります。

バランスを取るためのアプローチ

現代の技術や教育の良さを活かしつつ、昔ながらのシンプルな遊びの良さも取り入れることで、子どもたちの成長をより豊かにすることができます。以下にいくつかのアプローチを紹介します:

  1. デジタルとアナログのバランス
    • デジタルデバイスの使用時間を制限し、アナログな遊びや活動を取り入れることで、バランスの取れた生活を送ることができます。
  2. 自然との触れ合い
    • 自然環境での遊びや活動を増やすことで、身体を動かしながら自然への理解や愛着を育むことができます。
  3. コミュニケーションの促進
    • 家族や友達との対面でのコミュニケーションの機会を増やし、社会的スキルを育てることが重要です。
  4. 創造力の育成
    • 自由な発想で遊ぶ機会を提供し、子どもたちの創造力を育むことが大切です。
  5. 運動の奨励
    • スポーツや身体を動かす活動を積極的に取り入れ、健康的な生活を送ることを奨励します。

色育の取り組み

色育の取り組みでは、今の大人にも子どもにも足りないといわれている想像力や集中力、コミュニケーション力を、色育のシンプルな教材を使って遊びながら育てることができます。その中で今回は、色育の新教材「想像のカタチ」を使い、色々な使い方を子どもと一緒に考えました。

色育教室の実践例

色育アドバイザーになると、カフェやご自宅、又はオンラインで色育のお教室を開くことができます。今回は低学の子さんに、色育の新教材「想像のカタチ」を使って、今日学校で印象的だった事を描いてもらいました。その絵からは、社会科の授業で洗濯板を使って靴下を洗ったこと、大変だった感想を沢山話しながら描いてくれました。

「洗濯をしていた時の色は何色?」と聞くと、即座に「茶色」と答えてくれました。何故茶色って感じたの?と聞いたら、「洗濯板が茶色だったから」とのこと。茶色には伝統や昔を感じさせる意味もあるんだよと話したら、昔と今の物比べになり、いつの間にかお勉強になっていました。

色育教室では、遊び=学びをモットーに、色育の教材を取り入れて、想像力、集中力、コミュニケーション力にアプローチした使い方を、年代別、個人やグループなどに合わせて、色々なアイディア子どもと一緒に考えた内容を提供しています。

まとめ

現代の技術や教育の進化には多くのメリットがありますが、その反面、いくつかのデメリットも存在します。これらの良さと問題点を理解し、バランスを取ることで、子どもたちの健全な成長をサポートすることができます。昔ながらのシンプルな遊びと現代の技術をうまく組み合わせることで、子どもたちにとって最適な環境を提供しましょう。

色育の取り組みを通じて、今の大人にも子どもにも足りないといわれている想像力や集中力、コミュニケーション力を育てることができます。ぜひ、色育アドバイザーになって、お子さんお子育てに役立てたり、お友達と一緒に色育教室に参加してもらったり、様々なスタイルで開催して、その魅力を伝えていってください。


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